口腔外科

口腔外科

口腔外科は歯の治療だけではなく、
口中やあごなど、その周辺の外科的な治療も行います

歯科口腔外科は、口の中と口の周囲に発生する病気を、外科的な処置で治療いたします。
抜歯・難抜歯、膿瘍切開、嚢胞摘出、歯根端切除、歯周外科手術、リプランテーション(歯の移植・再植)、歯槽歯肉粘膜形成術など、幅広い範囲の治療を行います。
そのほか、歯槽骨骨折、顎関節症、歯ぎしりなどの治療も含まれます。

口腔外科

歯科用CT

コンピュータを駆使してデータ処理と画像の再構成で断層写真を得られる装置のことです。
そして、歯科用CTとは歯科分野に特化したCT装置のことで、機種や撮影範囲などにより違いはありますが、一般の医科用CTと比べ被曝量が少ないのが大きな特徴で、撮影時間も十数秒で済むことから患者様への負担を大幅に軽減することができます。
また、歯科用CTでは、歯が失われた部分の骨の厚みや深さ、上顎洞や下顎管までの距離を正確に計測し、歯牙や上顎洞の形態の三次元的イメージを把握できます。

歯科用CT

つぎのような症状の場合はご相談ください

虫歯・歯周病
歯並びが悪いと歯が磨きにくく、磨き残しができ、虫歯や歯周病になりやすくなります。
口の中の出来物、水ぶくれ
口の中や舌に、腫瘍や水ぶくれのような、出来物ができることがあります。
口や顎の外傷
交通事故やアクシデントで、顎の骨が骨折した場合や歯が欠けてしまった場合、また口の中の切り傷など、歯科口腔外科の 対象となります。
口のケガ
何かにぶつけたり、口をケガした時には早めにご来院ください。
唇や粘膜が切れると、そこから病原微生物に感染する恐れがあり、早めの処置が必要です。 ぶつけて歯が抜けてしまった場合、ぐらついていた歯が抜けてしまった場合にも、すぐにご来院いただくことで早急な処置により歯を残せる可能性があります。
抜けてしまった歯は、決して根元を強くこすらないようにして、軽く水洗いしてください。
ご来院までの間、何か容器に牛乳を注ぎ、抜けた歯をその中に入れてご持参ください。
親知らず
親知らずは抜く必要がある場合と、必要のない場合があります。
親知らずがある人は上下左右に4本ありますが、約半数近くの人は0~3本ぐらいと、誰にでもあるわけではありません。
まっすぐ生えずにななめに生えたり、骨の中に埋まったままなど、個人差もあります。
昔のように口腔内の清掃状態が悪い時代には、組織に悪影響を与えることあり抜く必要がありましたが、ブラッシング指導も行われ歯をきれいに磨けるようになった現在では、リスクを侵してまで抜かない方がよい場合も多くあります。
抜くか抜かないかの判断は、当院にご相談ください。
顎関節症
顎関節症は、歯並びなど咬み合わせ、顎関節の構造・筋肉組織など個人差、ストレスなど精神的影響、癖や仕事など日常的な動作の影響などが関係しています。
明らかに歯並びや咬み合わせからの症状と認められる場合には、矯正治療や咬み合わせ治療を行うこともあり、経過を観察していくことが多くあります。
顎関節症でお悩みの場合には、その原因を探ることが大切になります。
細かな診査をして状況を把握し、適切な処置をいたします。
顎関節症セルフチェック
  • 顎関節がカクカク鳴る、ミシミシ音がする
  • 口を開けると、顎が痛い
  • 虫歯ではないのに奥歯が痛い
  • 顎が引っかかっているような感覚があって、うまく動かない
  • 指2本程度以上、口を開けられない
  • 顎がだるく、食べるのがつらい
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